『ブギーポップは笑わない』

“世界の敵”と戦うために一人の少女の中から浮かび上がってくるブギーポップと名乗る人格と、様々な夢や、希望や、あきらめや、悩みや、いろいろな思いを持っている少年少女達の物語。

「ブギーポップ(不気味な泡)」とは、周囲に異変を察知した時に自動的に人格が浮かび上がってくることを由来とする。

世界の敵とは、この世界の持つ可能性を閉ざしてしまう危険を秘めた存在だと言われており、MPLS(後述)能力者がそれとなっていることが多い。

敵となる条件は、その対象の「意思」と「能力」の方向性で決定されていて、敵となっているものはMPLS能力を有するための価値観ゆえに、意思の方向性が変容、決定している場合がほとんど。「死」や「諦め」など、何らかの事象、概念を体現する存在であり、それで世界を満たそうとする意思を持つ者、さらにその意思がなくとも存在するだけで影響を及ぼす者(植物や微生物、はては力場エネルギーや、能力者本人が死亡したため残ったMPLS能力のみの存在、いわば幽霊に近いものなども含む)が敵として該当する。

他にも、MPLS能力者本人が自覚しないまま、能力の強大さのみが肥大化した事例もある。

統和機構(後述)でもMPLSの排除活動は行われているが、中枢であるオキシジェンは真に危険な敵は何者かが常に排除しており、自分達はそのセンサーにも掛かっていない小物を処理しているに過ぎないと気づきつつある。

反統和機構組織のように(裏の世界で)表立って、世界への反意や悪意を示す訳ではなく、それまでの自身の日常生活を送り続けながら、水面下で自身の欲望や悪意を満たしている者が多い。

そのため、平穏に見えて変化が無いように思える日常においても、常に多くの大小様々な世界の敵が潜んでいる。

危険度の大小はあっても、世界の敵そのものは希少性のある特別な存在ではない。前述のように能力が発現しても本人の自覚がないまま、一気に世界を滅亡に追い込む事態になりながらも、半日と立たずにブギーポップに能力だけを殺された「敵」なども存在している。

MPLSとは、「人類の進化した姿」といわれている、何らかの特殊能力をもつ人間、およびのその能力そのものを指す。

統和機構が管理、監視しようとする最優先対象であり、物理的影響を及ぼすものから、他者心理への影響を直接的に起こすものなど様々。

合成人間のベースとなる能力もMPLSの研究成果の一端であるが、比較してMPLSの方が強力な存在が多く、特に心理的に影響を及ぼす能力は他者には認識されにくい効果を持っているため、一見すると大した能力とは思えなくても、世界にとっては合成人間とは比較にならない危険性を孕む。

その中からさらに、世界の敵になった者は統和機構の存在にも気づいている場合が多く、合成人間すら利用、駆逐してその活動を拡大していく。

ブギーポップシリーズの姉妹作『ヴァルプルギスの後悔』では「人の思考の隅で眠っている、世界に影響を与える、非現実的な作用をする力」と説明された。

なお、合成人間からもMPLSへと目覚める者は存在しており(その場合は合成人間の能力とMPLSの能力の両方が扱える)、加えて「MPLS=世界の敵」というわけではない。

とまぁ難しい話はこれくらいにしておいて、簡単に説明すると学園で起こる事件を解決する為に色々な人間を巻き込みながら物語が進んでいく作品です。

ミステリー小説やシリアスな作品が好きな人は一度見てみる価値はあるのではないでしょうか?

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