『花咲くいろは』と湯桶温泉

第一弾でお送りした『SHIROBAKO』。今回の第二弾では『花咲くいろは』なんですが、実は『花咲くいろは』の方が作品としては先なんです。主人公が女子高生である事と恋愛要素が含まれる事で順番を逆にしてみました。ただ、『仕事』について考える事が出来るのは間違いなく、話もとても面白いので純粋に楽しむ事が出来ると思います。個人的には社会人に成りたて等の若い人に見てもらいたい作品です。

この『花咲くいろは』という作品は
主人公・松前緒花は突然母親である皐月に、借金を作った恋人と夜逃げする事を告げられ、緒花は祖母に預けられることになる。その祖母というのが石川県の湯乃鷺温泉街にある老舗旅館・喜翆荘(きっすいそう)の女将・四十万スイであったことから、住み込みで中居見習いをしながら学校に通う事になるといった感じで物語は始まっていきます。

喜翆荘で働く緒花と同い年の女の子・中居として働く・押水 菜子(おしみず なこ)と板前を目指す・鶴来 民子(つるぎ みんこ)の三人を中心に、個性豊かな従業員達と問題に立ち向かう姿と成長を見る事が出来る作品だと思います。

特に『変わらない事の難しさ』『夢を持つこと・夢の形』『自分に出来る事』について考える事が出来るシーンやセリフはとても胸に響くものがありました。大切なものを守ろうと必死になるあまり、反発を招いてしまう事もあったり、相容れないと思っていた相手が実は陰で支えてくれていたなんてことも。手段は違えど、目指しているものは全員が同じであることは間違いなく、それぞれが自分に出来る事をやろうとひたむきに頑張る姿は、仕事をする姿勢という観点において大切なことを思い出させてくれるのではないでしょうか。

時代の流れであったり、若さゆえの発想であったりと、現実ではそううまくいかない事も多いとは思いますが、なによりもやろうとする姿勢が大事ではないのか。そんな当たり前の事も普段の生活の中で忘れがちになってしまうものですが、細かいことはやってみないとわからない…それも再認識させてくれると思います。

そして、作中で出てくるぼんぼり祭りは地元の温泉街と融合し、見事に地元イベントとして定着した珍しいお祭りです。聖地巡礼としてアニメの舞台となった金沢の奥座敷・湯桶温泉を訪れるファンも多く、作中で出てくる場所を実際に見て回る事が出来ます。再現度がとても高く、アニメで見た背景をそのまま見てるかのような感覚になるほど、実際にある風景が使われています。

また注目して欲しいのがこのアニメのOP『ハナノイロ』の共感できる歌詞であったり、基本となるEDはありますが、本編中から曲が流れてそのままEDに入る為、曲に合わせてEDの映像に一部変更が加えられている場面も楽しめる要因の一つだと思います。普段はOPやEDを飛ばしてしまう事も多いですよね…時間がある時には是非聞いてみてください。

スポンサーリンク
レクタングル(大)
レクタングル(大)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル(大)