『宝石の国』の世界観

古代と言われるほどの過去に「にんげん」が存在したと伝えられる遠い未来の世界。遠い昔に6度の流星飛来のために海中に没した地上の生物の中から、微小生物に食われて無機物となり、長い年月を経て宝石の体を持つ人型の生物が生まれていた。28人の宝石達は、自身の装飾品にしようと来襲する謎の敵・月人(つきじん)との戦いを長い時間寄り添って暮らしていた…

宝石達の中でも特に脆く、武器を持つことが出来ないために戦闘に出られず、他に特技があるのかと問われれば何もなく、年も一番若い主人公・フォスフォフィライトが博物誌の制作を仕事として与えられ、不本意ながらも活動を始めるも…そんなことはおかまいなしに襲来する月人と戦う仲間の力になりたくて、でもなれなくて…やる気だけではどうにもならない葛藤とジレンマ+宝石達と月人の激しい戦いを描いたアクションファンタジーとなっています。

多種多彩な宝石達

宝石とは、主に宝飾品用いられる美しく希少価値を持つ鉱物のこと。また、鉱物(石)のみではなく、その美しさと希少さから真珠(しんじゅ)や珊瑚(さんご)なども宝石として親しまれてきました。現在において宝石と呼ばれるモノの種類は200種類以上と言われています。

そんな宝石達の中で主人公となるフォスフォフィライトとは、リン酸塩鉱物に分類される稀な鉱物の一種でリンを意味する英語のphosphorusと、ギリシャ語で植物の葉を意味するphyllonという単語を合成して名付けられたと言われています。日本では燐葉石(りんようせき)と呼ばれています。宝石に縁の無い私は全く知りませんでしたが…

世界四大宝石

ダイアモンド

宝石の中でもっとも有名であり、最も硬度が高く、屈折率の高さから最も輝くと言われるダイアモンド。その硬さゆえにかつては加工することが出来なかった石ですが、カッティング技術が向上してからは、ダイヤを最も輝かせるためのカットが次々と考えられ、王冠を始めとする宝飾品に用いられました。エンゲージリングに欠かせない宝石であることからもわかるように、永遠の絆を象徴する石とされています。一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

サファイア

ダイアモンドに次ぐ硬度で知られるコランダムの一種で、同じ石の仲間には正反対の色であるルビーがあります。産地ごとに異なる色合いを持ち、その色によって価値が大きく変化する宝石で、質が高く美しい青色のサファイアは宝飾品として幅広く用いられました。周囲に流されない強い意志を支えてくれると言われる石で、物事に取り組み成功をおさめようとする人の助けになると言われています。成し遂げたいことがある人は、決意の表れとして身に着けてみるのもありじゃないでしょうか?

ルビー

宝石の女王の名に相応しい、眩しいほどの華やかな赤い色が愛されている宝石です。鉱石としてはコランダムの一種で、先ほども書きましたがサファイアと同じものです。かつては似た色合いのスピネルなどがルビーと混同されることも多く、古い時代の「ルビー」を鑑定すると実はルビーではなかった…なんてエピソードもあります。同じ石なのになんでルビーとサファイアに分かれるの?と思いますよね。実は赤色だけがルビーで、赤色以外はサファイアになるんです。非常に情熱的で生命力にあふれ、気持ちを高揚させる石と言われ、恋愛や仕事などにおいて良い効果をもたらしてくれると言われています。意中の人に送ってみると、成功するかもしれませんね。

エメラルド

エメラルドは古代から現代まで世界中で愛される美しい緑色の石です。内部に傷を持つのがこの石の特徴とされ、このために硬いものの割れやすいという性質を持ちますが、この傷が逆に天然エメラルドであることを示すひとつの指標にもなっています。傷の中に入り込んだ水や気泡などが一層に神秘的な雰囲気をかもしだしてくれる鉱石です。知性を象徴するとされるほか、恋愛や結婚のお守りとして強い力を発揮してくれると言われています。家庭を守ってくれ大切な奥さんに送ってあげると喜ぶかもしれませんよ。

この4つが世界4大宝石と言われ、○○の輝きなんて例えられる事も多く、知名度として圧倒的と言っても良いのではないでしょうか。初めに書いた通り200種類以上あるされているので、宝石業界で働いてる人でもない限り全てを網羅するのはとても難しいと思います。この「宝石の国」で登場する宝石達はほんの一部ですが、元となる宝石の特徴を色や硬度で表しているので、こんな宝石なんだなと想像することが出来ます。

それと同時にストーリーの設定として宝石達の出生や繋がり、先生と呼ばれるまとめ役の存在と月人の目的。全てが神秘的で魅了される内容となっているので、宝石の世界観を損なわずに楽しめるのではないでしょうか。フォスフォフィライトが悩み、努力の先にたどり着く真実とはいったいどんなものなのか…これについても主人公と一緒に考えられるかもしれませんよ♪

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