『ジゴロ次五郎』とみにくいアヒルの子

車好きの高校生、石川次五郎のアルバイト先である洗車場に、VIPカーチーム「加麻呂」のリーダー・岡田が洗車にやってきた。ところが、彼のバイト仲間が岡田の車に微細な傷を付けてしまったことから因縁をつけられ…

仲裁に入った次五郎は岡田とパーキングエリアでのナンパ勝負をすることになってしまった。車を持たない次五郎は、車を購入する為50万円の貯金をしていたが、ナンパ勝負前に兄・九州男のキャデラックを無断で持ち出し、誤ってぶつけてしまっており、修理代として貯金のうち45万円を没収され、残金5万円となってしまう。

途方に暮れた次五郎は、九州男に紹介された中古車屋に行き、そこで見つけたスクラップ寸前のS13シルビアに運命的なものを感じて購入した。実はそれは「妖車」と呼ばれた伝説の車で、時に意思を持つかのように振る舞い、数々の奇跡を起こす。次五郎はその力に翻弄されながらも「妖車使い」として成り上がっていくのであった。

作中最強の人物であり、その喧嘩の強さは人間とは思えないほどの化け物級。固定設置されている自動販売機を無理やり投げ飛ばしたり、500円玉を指で引き千切る等腕力も凄まじい。元族や現ローライダーのチームリーダーで、昔から仲間に頼る事は殆ど無く大抵の揉め事は自分の腕力と強引さで切り抜けてしまう…そんな最強でここは俺の街と言い切る兄を持ち。

見た目は無垢な美少年で、登場の際は顔がキラキラと輝いているような演出がなされており、小学校にはすでにファンの女子児童が多数いる作中で一番まともな人物・イサオを弟に持つ。

そんな凄い兄と弟とは似ても似つかない、みにくいアヒルの子と陰で噂される次男・石川次五郎の成り上がりストーリー。乗り手を選び、基本的に童貞しか乗せない。また、美女しかシートに乗せず、それ以外の女性は強制的に降ろしてしまう。超常現象をも度々起こしており、自我を持っている妖車S13シルビアと巻き起こす数々の伝説やトラブル。

妖車の噂に引き付けられてくる腕自慢の猛者達を相手に次五郎を乗せたシルビアがどんなバトルを見せるのか…とても目が離せない展開が多く、続きを読むのが楽しみになってきます。

カーバトルはもちろんのこと、基本的にはギャグとエロの組み合わせとなっていて、個人的には結構好きです。そして、たまに入るシリアスなシーンでは結構ジ~ンとくるものがあります。

車・喧嘩・女…特に若い男の子の憧れる世界がこの作品に詰まっていると言っても過言ではないと思います。そんな私も10代から20代前半までは、ずっとセダンを改造したVIPカーと呼ばれる車に乗っていました。

最近ではあまり車に興味を持つ若い世代が少ない…と聞いていますが、面白くも熱い気持ちにさせてくれるこの作品を是非読んでみてほしいですね♪

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