『赤灯えれじい』と不器用な愛

無学歴・臆病・貧乏・フリーターでヘタレの主人公・サトシはうだつの上がらない悶々とした日々を送っていたある日、赤灯(誘導棒)を振る交通警備員のバイト現場で、新人の女の子チーコと出会う。可愛いものの金髪で気が強いうえに喧嘩っ早く、一目でヤンキー上がりと分かる外見。自分とは正反対のチーコに最初は戸惑うが、日々接するうちに彼女の優しい魅力的な面に惹かれていく。自分とはまるで釣り合わないチーコだが、彼女に対する想いは募っていき、ある日ついに勇気を出してチーコに自分の想いを告白するが…。

いやぁこれを見ると最近のマンガやアニメは画力が高いですよね。ストーリーの面白さはひけをとらないものの、見た目の美しさもマンガを手に取る要因の一つになりえると思うのはわたしだけでしょうか?だからといって内容を見ないのもとてももったいないものです。

「赤灯えれじい」もそんな作品の一つで、最近の絵に慣れていると違和感を感じる人もいるかもしれません。ですが、ストーリーは深いものがあります。社会人になると出会いが激減するのは、社会人デビューを果たしている人なら感じたこともあるはず。最近ではSNSやマッチングアプリなどで出合う機会も増えたとはいえ、一番多くの出会いがあるのはやはり職場ではないかと。出会う人が恋愛対象になるかは別ですよ。

第一印象や初めのやりとりで印象が決まる訳では無く、同じ会社で日々業務をこなし、性格や人となりを知っていき、好きになる。日常にありそうな物語だからこそ共感を持ち、参考になることも多くあると思います。恋愛経験の無い主人公の悩みと、過去に一悶着があったチーコ。お互いに探りながらのやりとりや、自分の気持ちに気づくための逃避行なんかはとても参考になりました。

恋愛において感情を優先すると、後悔しても遅いという結果に結末になりがちなので、答えを出す前にいっぱく置いてみるのも大事なことなんだと学ばせてもらいました。待たされてる方は気が気じゃないですが、中途半端な気持ちで振り回されるよりはよっぽどマシかなとも思ったり。待たされている方の葛藤も描かれているので、自分の気持ちを再確認するためにも待つのは大事なことでもあると気づかせてもらえます。

とっても不器用な二人の恋愛や生活の中で、それぞれが悩み選ぶ道。それにともなって出会う人とのやりとりやアドバイスなんかも、私たちの私生活や考え方に良い刺激を与えてくれる作品だと思います。まだ見たことが無い人は試しに読んでみて下さい♪

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