『SHIROBAKO』とドーナツの誓い

生きる為にはお金がかかるお金を稼ぐためには仕事をする。好きな事を仕事に出来ている人も、条件面で選んだ人も、仕方なく今の仕事を選んだ人も。
どうすればもっと上手く仕事が出来るのか、自分はこの仕事で何を目指したいのか、この仕事を続けていくべきか…

一日平均で約8時間、人生の約3~5割を仕事に費やすと言われている中、真面目に取り組むがゆえ、悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?

そんな人に見てもらいたい作品です。

このSHIROBAKOという作品は
上山高校アニメーション同好会の宮森あおい、安原絵麻、坂木しずか、藤堂美沙、今井みどりの5人は、いつかもう一度、共にアニメーションを作ろうと「ドーナツの誓い」を立てるところから始まり、その2年半後、アニメーション制作会社・武蔵野アニメーションに就職した主人公・宮森あおいを中心に、アニメ制作に関わる様々な人々の想いと葛藤が描かれています。

アニメ制作なんて自分には全然関係の無い仕事、などと思う事なかれ。
登場人物・職業の多さもさることながら、登場人物と問題の展開をとても丁寧に描いており、『仕事』における悩みを持つ人にとても役に立つと思います。

職業の別無く、年齢の別無く、性別の別無く。
アニメを普段見ない人でも楽しみながら胸に響くものがきっとあるはず。

その業界で生きてきた人の言葉に耳を傾ける

この作品では、なぜこの業界にいるのか登場人物達に聞いていくシーンがあるんです。
もちろん、アニメ制作に携わる人達ですからアニメが好き・絵を描くのが好きといった意見もあるのですが、とても興味深く、職種の壁を越えた意見が返ってくる事もありました。

仕事をしている時に、なんで私はこんなことをしているんだろう?なんて思った事はありませんか?好きな事を仕事に出来ている人でも、全ての工程が好きな事で出来ている人もほぼいないと思いますし、好きな事を仕事に出来ていないのならなおのこと。

仕事に限らずなんですが、だいたいの人が一度は考えそうなことであり、私ももちろん思った事があります。やってる本人にしてみれば意味の分からないことだったり、自分じゃなくてもいいのでは…なんて思ったりもしますが、必要な事だからその工程があり、誰かがやらなければいけないんですよね。

そんな疑問を抱いた時は、ずっとその仕事をしてきた人に意見を聞いてみる。これをやってみると自分の仕事に対する認識の甘さが分かったり、なんてことがあるかもしれません。聞く人は選ばなければいけませんし、自分と同じ意識で仕事をしている人に聞いても愚痴の言い合いになるだけですからね。それも必要な事ですが、それはまた別の機会に。

そしてなにより、重要なシーンから何気ない会話に至るまで、『仕事』について考える事が出来るセリフが上げればきりが無いほど出てくるので、胸に突き刺さるセリフのオンパレードと言っても過言ではないと思います。

好きな事を仕事にする理想と現実
夢を持ってその業界に入り、実際に仕事をしていく上で、理想と現実のギャップに打ちのめされてしまった経験がある人もいるのではないでしょうか。この作品にもそんな登場人物がいます。私が同じ経験をしたとしたら、果たして続けていけるだろうか…

「そんな事で辞めるくらいなら大した思いでは無かったんじゃないの」と言われればそれまでですが、好きだからこそ思い描いていた理想像があり、もっとこうしてみたいなんて熱意を持つも、出来る事と出来ない事の壁に阻まれる…その様な葛藤を描いているシーンもあります。

アニメとは全く関係の無い職種に就いている私ですが、それでも『仕事』について考える事も、答えを見つける事も出来た作品でした。きっとあなたも見つける事が出来ますよ♪

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