『ソマリと森の神様』のあらすじと見所

地上は異形たちが支配する世界。人間は迫害され、絶滅の危機に瀕していた。

そんなある日、森の番人である「ゴーレム」と一人の人間の少女が出会う。

滅びゆく種族「人間」と森の番人のゴーレムの父娘の絆を綴った旅の記録。

あらすじ

物語の舞台となる世界にはさまざまな異形の姿をした生き物が暮らしており、人間はほとんどいません。

存在はしているのですが、過去の争いから異形の者と人間は相入れない関係になっており、人間は異形の者に見つかれば、食べられてしまうか、あるいは愛玩用のペットとして飼われるかの運命を辿るしかなかったのです。

そんな世界でゴーレムは、ソマリのために人間を探す旅をしています。2人の旅の過程では、ゴーレムとソマリの強い絆が描かれることはもちろんのこと、そもそもどうして人間と異形のもは争い合っているのかなども描かれていきます。

壮大なスケールの世界のなかで、親子の絆というささやかで魅力的なストーリーを描くファンタジー作品です。

見所と魅力

本作の魅力は、なんといっても壮大なスケールの世界観と、そのなかで描かれる親子の絆、そしてそれらを表現する幻想的な絵にあります。ファンタジックな世界観と幻想的な絵が絶妙にからみ合い、お互いの魅力をさらに引き出し合っているといえるでしょう。

そして何よりも、異形の者と人間という種族を超えた親子が紡ぐ絆は、ほのぼのとしていたり切なかったり、温かかったり悲しかったりと、さまざまな感情を味合わせてくれます。

また、主人公であるゴーレムとソマリの2人だけではなく、彼らが旅先で出会うキャラクター達もとても魅力的です。2人と同じ旅人であったり、この世界の成り立ちを知る魔女だったりと、さまざまな人物が登場。お気に入りのキャラクターを探してみるのも面白いかもしれません。

ストーリーも設定もファンタジックな本作ではありますが、描かれるエピソードはそれほど複雑なものではなく、現実に置き換えても考えられるようなテーマを扱っていることが多いのも特徴。ファンタジーに馴染みがない方でも読みやすい作品ともいえるでしょう。

まだ見たことの無い人は、是非ご覧になってみてはいかがでしょうか?

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